高田賢三さん  The great artist may he rest in peace




Kenzo作品のファンです。 

2020年は波乱の年でした。

なんといってもコロナの影響が大きく、本当にいろいろな出来事が起こりました。
高田賢三さんが、10月、コロナにより逝去されたのも残念でたまりません。


Kenzoの服は、色合いがとてもきれいで好きです。

昔、勤務していた会社のすぐそばに、Kenzoの服をたくさん置いている店があって、よくのぞいたものです。

手頃価格というわけではないので、そんなに普段から着ていたわけではありませんが、ジャケット、スカートとスカーフは今でもよく着るワードローブとして活躍しています。







ニューヨークのKenzoの店で

もうずいぶん前になりますが、娘(当時10代)とふたりでKenzoのニューヨークにあったブティックを訪れたことがありました。

記憶がおぼろなので、もしかしたらKenzoの服を主として扱うお店だったかもしれません。


店員さんが「こんにちは。どのような服をお探しですか?」と、聞いてきました。

花柄のワンピースかニットのジャケットと答えると、
いろいろと出してきてくれました。

娘はお小遣いの範囲オーバーと思ったようで、淡々としていましたが、私はいいものがあるなあとじっくりと見せていただきました。

その時は旅行中でもありましたので、結局買わなかったのですが、あとから、あの花のドレス、買えばよかったかなと、後悔したりしました。

私の旅行中あるあるです。



地方に住む療養中の伯母にKenzoのニットを送った

おしゃれが大好きだった母の姉、つまり私からみると伯母ですね。

その伯母が病気になり、ずっと寝付いていました。

ある日電話をもらって、ケンゾーのセーターとニットパンツを送ってほしいというリクエストでした。

さっそく、店に出向き、さんざん迷って、ニット素材のズボンと可愛い色のセーターを選び、送りました。

じりじりしながら待っていたらしき伯母から、とっても気に入った、毎日着ているという嬉しい返事がきたのを覚えています。









なんか元気になれる感じがある服です

私が特に気に入っているのは、ワイン色のエスカルゴスカートと、ブルーの厚地のジャケットです。

特にジャケットは、すごく珍しい東洋風のラベルが付いていて、あまりに素敵なので、出先でジャケット脱ぐと、目ざとい人は、さっと見つけて、素敵!と声をかけてくれます。

画像アップしました。1番上の画像です。

エスカルゴスカートは、絶妙なラインで、派手すぎることもなく、しっとりとしています。
無地なので、合わせやすく、お気に入りです。


高田賢三さんのご冥福をお祈りするとともに、彼のアートはいつまでも生き続けると思うのです。













お正月も近づいてくると、百人一首のことが思い起こされます  translation of Japanese old poems Hyakunin-Isshu

 

お正月も近づいてくると、百人一首のことが思い起こされます。

普段はほとんど意識しない方も、お正月になれば歌留多大会の映像などを目にされる機会も増えるのではないでしょうか。

とはいいましても、今年はコロナコロナで、人が集まることもできません。
年明けの歌留多大会も、きっと見直されるのでしょう。

コロナの影響というのは、計り知れないほど大きいと思うばかりです。






私が好きな一首は寂蓮法師の歌です


村雨の露もまだ干ぬまきの葉に霧立ちのぼる秋の夕暮  寂蓮法師


さっき、通り雨が降ったばかりだ。その雨のしずくも乾かない檜の葉に、静かに霧が立ち上ってきた。そんな秋の夕暮れ時である。


現代語風に訳すと、こんな感じでしょうか。

じつにしみじみとした、情感あふれる歌です。

実際、南伊豆の浜辺に立つと、海の向こうに里山が広がり、静かにもやが立ち上っていることがよくあります。

そんなとき、この歌を思い出します。





まきの葉は、檜に限らず、もっと広く常緑樹を指しているようです。

寂蓮法師は、1139-1202年の生涯を送った人で、今から800年以上前ですよね。

800年経っても、その輝きはすこしも損なわれることなく、引き継がれているわけで、もうすばらしいの一言です。

美しい歌は、永遠ですね。



さて、英訳するとどうなるでしょう


なかなかむずかしいですが、まず、意訳をしてみますね。

There was a sudden shower and the raindrops on the leaves aren’t dry yet, while it is getting foggy outside in the autumn evening.


autumn evening が、和歌ほど効いてないです。
といっても、日本語の現代語訳でも同様ですね。

もとの歌では、秋の夕暮がビシッと決まっているのに、訳ではむずかしいとは。

もう少し研究してみます。












睡眠障害というほどでもありませんが、決まって午前3時に目が覚めます  I woke up at 3am every day. Isn't it too early?

 



午前3時に目が覚める

ここしばらく、目覚まし時計のような正確さで、午前3時から午前3時5分くらいの間に目が覚めます。

まあ5分ほどの誤差がありますので、目覚まし時計というほどでもないかもしれませんが。

夜はだいたい午後10時くらいに就寝しています。
それで午前3時起きだと、5時間睡眠でちょっと不足気味ですよね。




もっと遅く就寝すればいいのかなと思って、午前12時くらいに寝ると、それでも午前3時に目が覚めます。

変わらないです。




その上、すごく疲れる夢を見る

内容は詳しくは覚えていないのですが、目覚めるとき疲労感が残るような夢を見ます。





たいていは、電話をしようとするのだけれど、どうしてもボタンが押せない。
何度も何度もやり直す夢とか。

電車に乗ってどこかに行こうとするけれど、どこで降りるのか分からなくなって、誰かに聞こうかどうしようか悩む夢とか。

別に実生活で決断に迷うような岐路に立っているわけでもありませんし、

実際、特に困っていることもないんですが、夢ばかり深刻で何なんだろうと。





夢占いをネットで探して見たのですが、どうもいまひとつピンときませんでした。



朝起きると頭痛がするし

さらに困ったことに、朝起きたときに軽い頭痛がすることが増えました。

頭痛薬を飲まざるを得ないほど痛いことは、1か月に1-2回ていどで、あとは体を動かしているうちに消えてしまいます。

軽い頭痛でも、朝からなんか不景気ではあります。




運動不足かもしれない

たしかにコロナ禍以来、運動不足です。
仕事が全部ZOOMになったので、家にいることが圧倒的に増えました。

そこで家のまわりや、地域の図書館まで心して歩くようにしてみたところ、午前3時に目覚めても、そのあと、またすぐ眠れるようになり、状況は改善しました。



しかし、疲れる夢は続いています。

もういったい何だというのでしょう。




枕を変えてみた

すこし枕が高すぎるかなと思って、違う枕に変えてみました。

高い枕が好きなのですが、まあ、ものは試しです。

偶然かもしれませんが、これによって朝の頭痛は収まってきたようです。

依然、夢は見ます。
別に悪夢というわけではないので、ことさら困っているわけでもないのですが、前は全然夢を見なかったか、覚えていない程度のものだったので、最近は疲れるなと。

手に汗握るとまでは言いませんが、なんかじりじりする夢が多くて、もっと薔薇色のさわやかな夢をお願いしたいものです。
といっても、誰にお願いしたらいいものやら。










多肉植物の手入れ・金のなる木   succulent plants/Crassula ovata/money tree

 金のなる木の鉢が小さくなりすぎました



植替え終了後



2年前に安中で購入した金のなる木が、すくすく成長して、鉢が小さくなりました。






1年半くらい前。鉢が小さい!




そこで、今日鉢の入れ替えをしました。

「金のなる木」という妙な名前の木ですが、多肉の仲間ということです。

購入した安中の店は、農協のような(農協ではないと思いますが)感じの大きな店舗で、

当地野菜や果物、農機具、肥料などを販売しているプロっぽい雰囲気の店です。

その一角に、植物を売るコーナーがあって、そこで購入しました。

特に名札などもなく、買った当初は何という名前の植物か分かりませんでしたが、

ピカピカした葉っぱが可愛いと思って購入したのです。

その後、詳しい方に

金のなる木

だと教えていただきました。

さっそく調べてみると、

ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物

であることが分かりました。

ベンケイソウの多肉なら、すでにうちにもあります。

その仲間だったんだなということが分かったのです。


英語名も money tree

さて、金のなる木の英語名はなんでしょうか。

それが、

money tree

dollar plant

ということで、日本語の金のなる木といっしょなんです。

なんでも、丸っこい葉っぱがコインに似ているからという説があるようです。

でも、そんなにコインに似てないような気がします。





うーん。英語が先か、日本語が先か。

どっちでしょう?

金のなる木(money tree)の英文の説明は


が分かりやすいと思います。


葉挿しで殖やせる

葉を挿す方法で、殖やせるようです。多肉植物は、葉挿しで殖やせるのが魅力のひとつです。
さっそく試してみようと思います。

ただ今は冬で活動が低下していますから、あまりいい時期ではないかもしれません。
一応試してみて
ダメなら、春に再挑戦です。


冬に花が咲くらしい

晩秋から冬にかけて、白かピンクのきれいな花をつけるらしいのですが、
我が家の金のなる木は、まだいちども咲いたことはありません。

水を絞って、葉にしわが出るくらいにすると、花が咲きやすいという情報もありましたが、
どうなのでしょう?

今回の植替えが吉と出て、花を咲かせてくれるとうれしいのですが。

それにしても、もっと早くに植え替えればよかったです。

上から二番目の写真は、1年半前のものですが、この時すでにいっぱいいっぱいです。
その後、時間が経過して、鉢が小さいだけでなく、土が固くなって質が悪くなっていたようです。

毎日見てはいるのですが、なんとなく視線が通り過ぎていたんでしょう。
まあ、今日植え替えられてよかったです。







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12月13日は正月事始め   December 13th is the day to start preparation for a new year celebration

 




お正月はまだ先ですが、その準備を始める日が12月13日です

正月事始めとは、お正月を迎えるにあたって、その準備のために山に薪にする枝木を取りに行ったり、その他もろもろの用意をし始めることを由来とした習慣です。

もちろん、今日では特に日を限って、正月準備を考えることもなくなりましたが、正月事始めという暦上の日は残っています。

もともとは、この日が縁起のいい日とされたことにより、12月13日になったようです。


2020年の12月13日は、日曜日ですね。




日にちはともかく、年末に大掃除をする習慣は残っています


日にちはともかく、年末に大掃除をする習慣はまだ残っています。


私が子供だった頃(昭和まっただなか)は、本当にしっかりと掃除をしたものです。

我が家では、12月13日が正月事始めだという話は出たことがなく、

もっとずっと先の、12月29日くらいから掃除に取り掛かっていました。

煤払いなどは、もうその必要がなくなったのでしませんが、

普段あまり手が届かない細部も掃除し、年末らしいなあと思ったものです。

私の当時の家族は5人でしたが、それぞれ分担を決めて、私たち子供もちゃんと参加しました。

引き戸の溝、電灯のかさ、キッチンの油汚れ、玄関タイル、庭木の整頓など、もうへとへとになるくらい、ていねいにやったものです。





今日では、

家の構造が改善されて前より土埃などが入りにくくなっている、

ルンバのような掃除機や、簡易的なワイパーなどの普及で、日頃より平均的に掃除がなされている、

などの理由で、年末大掃除の大がかり度は軽減しているようです。

うちでも、それほどやりません。

でも時々、一家総出でわいわい掃除した12月を懐かしく思うこともあります。


私の愛用の歳時記によれば

「事始め」という項目しかなく、そこには、

新年になってから仕事や稽古事などを初めて行うこと

とあり、

関西では事始めは歳末の季語になり、12月13日に新年の用意を始めること・・(要約)

とも記載されていました。

この歳時記によれば、12月13日の事始めは関西でより盛んだった行事のようにもとれます。

1991年15刷発行の現代俳句歳時記(水原秋櫻子編/大泉書店)なのですが、もう30年も前になるんですね。

この歳時記が好きで、ずっと使っています。


2020年はコロナ禍で大変な年でした

普段よりちょっとていねいに掃除をして、いい年を迎えたいなと思っています。






韮山反射炉 世界遺産 記念切手   Nirayama Reverberatory Furnace

韮山反射炉を含む明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産に登録(2015)




韮山反射炉



2015年7月、ドイツのボンで開催されたUNESCO第39回世界遺産委員会で、韮山反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産」が

世界文化遺産に登録されたことをご存じの方も多いと思います。

本日は、この世界遺産の記念切手もご紹介しながら、話を進めたいと思います。

私たちが韮山反射炉を見学したのは、世界遺産登録の翌年2016年12月でした。

南伊豆の家に行く途中に寄ってみようということになり、

急遽見学することになったのです。



世界遺産 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業




未使用なので消し線を入れてありますが、82円切手です


上記の切手は、反射炉物産館で購入したものです。

シールのついた袋に入れてくれました。



韮山反射炉を含む10点の切手がシートになっています。

上段左から中段左・下段左の順で:

上段)官営八幡製鐵所 旧本事務所
遠賀川(おんががわ)水源地ポンプ室

中段)萩反射炉
旧集成館(しゅうせいかん) 反射炉跡
韮山(にらやま)反射炉
橋野鉄鉱山

下段)三重津(みえつ)海軍所跡
小菅修船場跡(こすげしゅうせんばあと)
三角(みすみ)西港
三池港

シート背景)端島炭鉱


韮山反射炉は、中段の左から3番目ですね。
私が撮った一番上の画像と同じ、特徴的なX模様があります。





現地のガイドさんに説明をしていただきました




当日ご説明いただいたのですが、記憶があいまいなので、以下、伊豆の国市のウェブサイトを参照しながら、説明したいと思います。

この反射炉造営は幕末期の代官江川英龍(坦庵)が手がけ、子の英敏が完成させるという二代に亘る事業でした。


反射炉とは、金属を溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉で、韮山反射炉は、実際に稼働した反射炉として国内で唯一現存するものということです。




内部がドーム状の構造になっており、熱や炎を反射させることで、良質な鉄を作り出すために必要な高温を実現させたとのことです。







韮山反射炉へのアクセス

現在、コロナの影響がありますので、こちらのリンクにて現況を把握していただければと思います。

韮山反射炉へのアクセスについては、こちらから








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軽井沢-穂高 切株 長野の山から切り出した木の木っ端 A piece of wood cut out from the mountain of Nagano



長野の山から切り出された木々の破片



軽井沢山荘に並べた木っ端


長野県内に所有している小さな山林がありまして、時々森林保護のために、樹木を整理し伐り出します。






もうずいぶん前になりますが、伐り出しの直後に山に入って、木っ端を集めてきたことがあります。











その時は
ちょっと珍しいな。記念になるかな。

くらいの気持ちだったのですが、これがなかなか良い物でした。

今でも玄関脇の台として活躍してくれています。

やはり自然のものは和みます。




山登りは苦手ですが、風景を眺めるのは好きです





前に友人に誘われて、非常に低い、山とも言えないような丘を登ったのですが、もう前半1/4くらいの地点で帰りたくなりました。

ただもう辛くてつらくて、まわりの景色なんて全然目にはいりません。

正直まったく楽しくありませんでした。

それ以来、どんなになだらかな丘陵でも絶対に行かないようにしています。

でも、風景はすばらしい。遠くから静かに眺めております。


 村雨の露もまだ干ぬまきの葉に霧立ちのぼる秋の夕暮  寂蓮法師

いい歌でしょう。
百人一首のなかでいちばん好きな歌のひとつです。

もうひとつは海の景ですが、

 世の中はつねにもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも  源実朝 


この2首が大好きです。









我が家で活躍中の木っ端の面々を紹介します




伐採後の木っ端を物置き台に




こちらは、前述した玄関脇のものです。
ちょっと荷物を置くのに、重宝しています。



こちらはちょっとした重しに。

こちらも長野の山から来た木っ端












初詣に行ってきました

あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いいたします 1月1日午前中に 近くの神社にお参りに行ってきました 獅子舞も出ていてとてもトラディショナルなムードでした おみくじを引きました おかげさまで大吉でした! 2025年が明るく平和な年になることを心より祈り...