韮山反射炉を含む明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産に登録(2015)
韮山反射炉 |
2015年7月、ドイツのボンで開催されたUNESCO第39回世界遺産委員会で、韮山反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産」が
世界文化遺産に登録されたことをご存じの方も多いと思います。
本日は、この世界遺産の記念切手もご紹介しながら、話を進めたいと思います。
私たちが韮山反射炉を見学したのは、世界遺産登録の翌年2016年12月でした。
南伊豆の家に行く途中に寄ってみようということになり、
急遽見学することになったのです。
世界遺産 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業
シールのついた袋に入れてくれました。
韮山反射炉を含む10点の切手がシートになっています。
上段左から中段左・下段左の順で:
上段)官営八幡製鐵所 旧本事務所
遠賀川(おんががわ)水源地ポンプ室
中段)萩反射炉
旧集成館(しゅうせいかん) 反射炉跡
韮山(にらやま)反射炉
橋野鉄鉱山
下段)三重津(みえつ)海軍所跡
小菅修船場跡(こすげしゅうせんばあと)
三角(みすみ)西港
三池港
シート背景)端島炭鉱
韮山反射炉は、中段の左から3番目ですね。
私が撮った一番上の画像と同じ、特徴的なX模様があります。
現地のガイドさんに説明をしていただきました
当日ご説明いただいたのですが、記憶があいまいなので、以下、伊豆の国市のウェブサイトを参照しながら、説明したいと思います。
この反射炉造営は幕末期の代官江川英龍(坦庵)が手がけ、子の英敏が完成させるという二代に亘る事業でした。
反射炉とは、金属を溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉で、韮山反射炉は、実際に稼働した反射炉として国内で唯一現存するものということです。
内部がドーム状の構造になっており、熱や炎を反射させることで、良質な鉄を作り出すために必要な高温を実現させたとのことです。
伊豆の国市の韮山反射炉に関するページリンクを貼っておきますね。
韮山反射炉へのアクセス
現在、コロナの影響がありますので、こちらのリンクにて現況を把握していただければと思います。
韮山反射炉へのアクセスについては、こちらから。