日本オーストリア友好150周年切手が
とても美しい
令和元年10月16日発行の日本オーストリア友好150周年切手が、本当にすばらしいです。
これは、日墺就航通商航海条約が締結されてから 150 周年を迎えることを記念して発行されたものです。
約1年前の発行なんですが、私は何気なく寄った郵便局で入手しました。
10枚ワンシートで、内容は以下のとおりです。
(1)王宮
(2)シュテファン大聖堂
(3)シェーンブルン宮殿
(4)クリスマス・マーケット
(5)モーツァルト
(6)クリムトの絵画「接吻」
(7)コーヒーとザッハトルテ
(8)アルプス山脈
(9)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(10)ウィーン少年合唱団
それぞれ1枚ずつ、オーストリアの魅力が凝縮されています。
未使用切手なので、消し線を入れなくてはいけないのが残念ですが、1枚ずつ紹介します。
王宮と大聖堂、宮殿
左の切手が王宮を描いたものです。
640年にわたりハプスブルク家の居城であった宮殿です。
ホーフブルク王宮(The Hofburg)とも呼ばれます。
切手のサイズでは、計り知れないほど大きな構えで、栄華の時代を彷彿とさせます。
ウィーンの中心部に位置しています。
右の切手は、シュテファン大聖堂(Stephansdom)です。
ゴシック様式の外観の大聖堂で、ウィーンのシンボル的存在です。
歴史的出来事があまりにたくさんあるため、ここでその多くを説明することはできませんが、ハプスブルグ家の歴代君主の墓所として知られています。
1359年に南の塔が完成したとのことですが、建築は12世紀から始まっています。
シェーンブルン宮殿
ロココの装飾が美しいことで、よく知られています。
また、自然の豊かな土地柄でもあります。
クリスマス・マーケット
ウィーンでは、11月の半ばからクリスマスにかけて、素晴らしく美しいクリスマス・マーケットが繰り広げられます。
私はまだウィーンのクリスマス・マーケットを見たことがありませんが、ぜひいちど行ってみたいものです。
クリスマス・マーケットと言えば、ずいぶん前にスペイン・マドリッドで遭遇したことがあります。
その時に購入したプレセピオ(presepio)は、まだクリスマスになると活躍しています。
プレセピオというのは、キリスト降誕の様子を描いた人形のセットです。
下の画像は、マドリッドで購入したプレセピオです。
モーツァルトとクリムト
オーストリアが誇る大芸術家ふたりです。
まずモーツァルトから。
知らぬものとてないモーツァルトです。
ウィーン古典派の大音楽家。
その生涯は1756年1月27日 - 1791年12月5日。若くして逝去されています。
クリムトの「接吻」
グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)は、1862年7月14日-1918年2月6日の生涯を生きた画家で、官能的な作品が多いというイメージですが、風景画も残しています。
切手になった「接吻」は、1908年の作品。この作品には金箔が使用されています。
コーヒーとザッハトルテ
おいしそうな切手です!
ウィーンに行ったら絶対に味わってみたいですね。
ザッハトルテ(Sachertorte)とコーヒー!
アルプス山脈
ウィンタースポーツを、アルプスで楽しめたら最高でしょうね。
きっとものすごく爽快だろうと思うのです。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Wiener Philharmoniker.
小澤征爾氏は、名誉団員です。
小澤氏は、2002-2003年のシーズンから2009-2010年のシーズンまでウィーン国立歌劇場音楽監督を務めたことで、知られています。
ウィーン少年合唱団
ウィーン少年合唱団といえば、小さいころ見た映画の印象が強いです。
声変わりして、高音が出なくなる少年の話でした。
ドラマのある切手ワンシートでした
偶然の出会いで購入した切手ですが、とてもドラマのある10枚で大満足でした。