横浜と言えば、崎陽軒のシウマイ弁当。そしてしょう油入れです。
俳句会とか、学術シンポジウムなどで、比較的高齢の方々が地方から横浜に集まることがあります。
私も何度か幹事を務めたことがありますが、そうした折り、
「横浜のシウマイはどこで買えるでしょうか」
という質問が、予想外に多いんですね。
はあ。人気あるんだなあと、いまさらながら思うわけです。
私も大阪出張の際は、必ず蓬莱の肉まんを買います。
大阪風に言えば、豚まんです。
しょう油入れの「ひょうちゃん」が溜まっていた。
さて、先日キッチンの抽斗を片付けたところ、シウマイ弁当に付いている(中に入っている)しょう油入れの「ひょうちゃん」が、かなりたくさん溜まっていることに気が付きました。
そこで、同じ柄のものはひとつに絞って、全体の数を減らしたのが、一番上の写真です。
もともとは、この3倍くらいの個数が抽斗にありました。
崎陽軒のホームページに「ひょうちゃん」の歴史が載っていた。
崎陽軒のホームページによりますと、次のような経緯を辿っているようです。
内容を約めたものが以下です。
1955年、白い磁器のしょう油入れに、漫画家の横山隆一氏がたくさんの表情を描いて、「ひょうちゃん」と名前も付けてくださったとのことです。
ここに「ひょうちゃん」の歴史が始まったのです。
それまでは、お弁当はあったのですが、今のようなかわいいしょう油入れではなかったのですね。
1988年には、創業80周年ということで、イラストレーターの原田治氏が新たなひょうちゃんを描き、ひょうちゃんはますます豊かになっていきます。
1996年に、栓がコルクから現在のゴムに変わったそうです。
私の持っているしょう油入れも、コルク栓とゴム栓が混在しています。
1996年が境目だったわけです。今から24年前ですか。
他にも特別な記念バージョンがあるとのことですが、私が持っている中にはないと思います。残念!
手に何も持っていないひょうちゃん
表情がリアルで、楽しい。
左は、緑色の線で描かれています。
右の野球の方は、コルク栓です。しかし、洗ったりしているうちに、入れ替わっているかもしれません。
団扇や軍配を持つひょうちゃん
軍配には泰平と書いてあるのでしょうか。
ペットといっしょのひょうちゃん
猫や犬を可愛がっているひょうちゃんです。
左は、赤系の線で描かれています。
コルク栓ですが、上記同様、入れ替わっているかもしれません。
お出かけするひょうちゃん
ちょっと澄ました感じのひょうちゃんです。
食べ物とひょうちゃん
食べ物を持つひょうちゃんです。
すりこぎのひょうちゃんは、ちょっと悲しそうだけれど、どうしたのでしょう?
出勤前のひょうちゃん
ワイシャツにアイロンをささっとかけて、ネクタイを結んで、さあ出勤だっといった風情のひょうちゃんです。
右は緑の線です。
Dear friend ひょうちゃん
英語も出てきました!
左は、赤系の線です。
右は、コーヒーを飲んでるんでしょうか。
緑の線で描かれています。
今度はぜひスペシャルバージョンを入手したいものです
こうしてまとめてみると、なかなか興味深い風物詩です。
今度はぜひ特別版を入手したいものです。