wahine toa のブラウス
Goodwillは社会的企業です
Goodwillという名称は、他のいろいろな企業や組織でも使われているので混同しがちですが、ここでお話したいのは、Goodwill Industries という、アメリカおよびカナダを中心としたリサイクルショップショップ経営によって、社会的活動を実施している非営利団体のことです。
アメリカ、カナダのほかに12か国のネットワークを持っているということですが、日本で、Goodwillの支店を見たことがないので、日本にはまだ来ていないのかもしれません。
もし日本にもあればぜひ教えてください。
Goodwillのwebsiteで、12か国がどこなのか探してみたのですが、見つけられませんでした。
Goodwillは、社会的弱者、特に労働市場における弱者に雇用の機会を提供することを使命としています。
Goodwillは、たとえば障害がある、住所を持っていないなど、労働市場においてとかく不利な立場に立たされやすい人々に、競争力を高めるための職業訓練を提供したり、あるいはGoodwill自体の雇用創出によって雇用を提供したりすることで、より安定的で、誇りある市民生活を送れるよう援助することを目的としています。
私の専門は、障害者雇用と社会的企業ですので、まさに研究対象そのものの組織です。
さて、我々市民がその活動を実感できるのは、アメリカ・カナダ各地に存在するGoodwillのリサイクルショップです。
北米には3300店舗あるそうです。
各ショップは、それぞれコミュニティベースの自治組織によってネットワークされています。
店舗そのものは通常のリサイクルショップと変わらないのですが、違うのは仕入れはすべて市民から寄付された服や生活用具で成り立っているという点です。
寄付を希望する市民は車で乗り付けて、ぱっと寄付して帰れます。時間もとらず、気軽に寄付ができる仕組みになっているのです。
ハワイ州オアフ島の店舗によく行きました
私の住んでいたところから比較的行きやすいBeretaniaとKaimukiの2店舗に、結構頻繁に出かけました。
2016年3月
Goodwillの店舗はオアフ島内にもっともっとあるのですが、遠いので、ザ・バスの便が比較的よい上記2店舗によく行ったわけです。
2016年3月
さて、その市民との接点になっている店について説明しますね。
広いスペースに古着、中古アクセサリー、中古の食器や電気機器、おもちゃなどがカテゴリー別に並べられ、客は試着することも、もちろんできます。
本当にいろいろなものが陳列されています。
このビーズバッグは4ドル。