2020年8月20日木曜日

ヴィンテージ ラスター カールトンウェア 卵立て イギリス製 : Vintage Lustre Carlton Ware Egg Cups






足が可愛い卵立てと砂糖入れ


こちらは、ラスターカールトン社製の卵立てと砂糖入れです。
40年前にいただいたもので、ネットで調べたところ、ヴィンテージ品と銘打ってありました。まあたしかに、半世紀近く前ですものね。
足が可愛いでしょう!?

さて、私の母はなぜか英語教育に熱心で、私は、イギリスに長くおられた日本人の英語の先生に、ついていました。もう故人となられましたが、今日曲がりなりにも、私が英語が話せるのは、ひとえにこの先生のおかげです。

その先生にいただいたのが、この品々なのです。


イギリス人の守衛さんは、先生の英語にびっくりした

私が大学生だった頃、先生のご紹介でイギリス・デボン州にあるエクセターという町で行われた、英語研修に参加したことがありました。2か月間くらいの研修だったと思います。
参加者はほとんど、ヨーロッパの非英語国からの人々でした。
英語が話せると、ビジネスに非常に役立つとのことで、スペイン、ドイツ、ベルギー、イタリアなどから参加していました。

何十年も昔のことですから、アイフォンもネットもありません。電話は寮の玄関ホールにあるだけで、外からかかってくる電話は守衛さんがとります。

その頃、ちょうどイギリスにいらした先生が、寮に電話をしてくださったのですが、私は留守で、守衛さんが伝言を言付かっていました。
「さっき、あなたに電話があって、これがメッセージだよ。イギリス人だったけど、名前が聞き取れなかった。また、電話するって」と、守衛さんは言います。
もちろん、先生以外、イギリスに知り合いはいません。

「ああ、私の英語の先生だ。日本人ですよ」と答えると、
「いや、間違いなくイギリス人だった。私は実際に結構長くしゃべったから分かるんだ」
と自信満々です。
話しているところに、電話が鳴って、すぐに守衛さんが出ました。

「はい、さっきの方ですね。○○は戻ってきて今ここにいますから、かわります。あの、失礼ですが、イギリスの方ですよね、あなたは。え?! 日本人! 完璧な英語で、すばらしいです」
と興奮していました。

癖のない英語を話すことは難しい


Exeterは、荘厳なCathedralで知られています。その英語研修以降、いちども行く機会がありませんが、きっと当時の面影はしっかり残っているのではないでしょうか。
上のDEVONと書かれたチャームは、エクセターの町の小さな店で、購入したものです。銀製なので、かなり黒ずんでしまいました。
「エクセターには観光で来たの?」と店員さんに聞かれたので、
「英語研修で来たんですよ」と答えると、「がんばってね」と励まされました。

当時は、英語を使うことに慣れていなかったので、何十年も前のことなのに、ひとつひとつの会話を案外覚えています。

研修が終わり、寮を去る日、ごみ箱に入りきらなかった箱をごみ箱の横に置いておきました。
掃除の係りの方が、後ろから「忘れ物かしら?捨ててもいいもの?」と声をかけてくれたとき、なんと言ったらいいのかすぐに浮かばなくて、
”I abandoned it." (私はそれを放棄しました)と答えました。
もちろん意味は伝わりましたが、お互い「うふふ」という感じでしたね。

それにしても、先生はすばらしかった!帰国子女でもない限り、癖のない英語を体得するって相当たいへんです。
私は、外国人のアクセントがあってもいい、コミュニケーションがとれることが大事だという考えにシフトしました。
不肖の弟子です。


 
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