スペイン・バルセロナで購入した古い鍵3本
2010年にスペインのバルセロナ(Barcelona)に行きました。
その時、町の広場でアンティック市が開かれていて、購入したのが上の写真の鍵3本です。
シンプルながら綺麗なデザイン。
しかし、なぜ購入したのか、今考えると不思議です。
鍵のコレクターでもないし、なんで買ったんだろう?
いくらだったのかな?値段の記憶がないんです。
ただ、スペイン人のとっても元気のいいおじさんから購入したことだけは覚えています。
かつてはどんな家の鍵だったのか、知る由もありません。
左の一番大きい鍵が、11.5cm、真ん中の鍵が10cm弱で一番重いです。右も10cmくらい。鍵穴に通す部分の形が、それぞれユニークなデザインです。
懐中時計の鎖
これは、ドイツのライプチヒ(ライプジーク:Leipzig)の骨董店で購入した懐中時計の鎖です。ドイツに行ったのは、2005年のことですから、今から15年前になりますね。
ローズ色のガラスが、よいアクセントになっていて、お気に入りの品ですが、私は懐中時計は普段使用しないので、バッグチャームにしたり、帽子を止めるのに使ったりしています。
全長30cmくらいです。
ライプチヒは音楽の雰囲気に満ちた芸術の町で、バッハやメンデルスゾーンのゆかりの地として知られています。音楽留学をしているらしき日本人学生が、楽譜屋さんで楽譜を見繕っている姿も、ちらほらと見かけました。
この町で食べたチョコレートケーキとコーヒーがとても美味しくて、印象的でした。
銀の手鏡
この鏡は、家族がニューヨークで買ってきた骨董の鏡です。
購入したのは、たぶん、25年くらい前でしょうか。
古いものですが、銀の部分は磨けばピカピカになります。
鏡も残っているのですが、だいぶ劣化して、黒ずんできています。
銀のフレームの縁に、sterlingの刻印がなんとか読める程度に残っています。
1311という数字も刻まれていますが、年代というには古すぎますので、何を示しているのか分かりません。
中央にある飾り文字(花文字)は、私には解読できませんでした。
Bにも見えるし、Rにも見える・・不明です。
金属製品が重々しい雰囲気
私は、どちらかと言うと、木や布や紙でできたものに、より親しい生活をしています。
たとえば、鎖ではなく紐であったり、漆の手鏡であったり。
鍵だって、木製の松竹錠があります。靴を靴箱に入れて、四角い木の板を受け取る、あれです。
しかし、こうして並べてみると、金属製品もなかなか魅力的ですね。非常に荘厳というか、重々しい感じがします。
何の意味もなくふらっと、バルセロナで鍵を3本も買ってしまったのが、その魅力を物語っています。