2020年8月25日火曜日

御朱印帳 (2)  a monk stamps my book with red ink and writes the name of the temple , when I visit a temple

 




8月5日の御朱印帳の続きです

御朱印は、お寺と神社にて頂戴できます。今回は、お寺でいただいた御朱印を、ご紹介したいと思います。

もともとお寺に写経を納めた印として、御朱印をいただくものだと聞いたことがあります。
恐縮ながら、私は写経を納めたことはないのですが、必ず参拝してから御朱印をお願いするようにはしています。
御朱印を集め始めて、今まで知らなかった日本の歴史や地理について、改めて発見することも多く、たいへん勉強になる活動だと思います。


鎌倉の大仏で有名な高徳院の御朱印



御朱印をお願いして待っている間にも、次々と外国からの観光客が来院し、大仏の前で記念写真を撮っていました。

御本尊である大仏は、国宝銅造阿弥陀如来坐像で、造立開始は1252年ということです。
もともと大仏殿が存在したのですが、台風や大津波のために倒壊して、室町時代の末までには、現在の「露坐の大仏」になったとのことです。(高徳院のウェブサイト参照)

下の画像はパブリックドメインからのものですが、本当に立派で荘厳。心現れる大仏様です。



浅草寺(東京都台東区)の御朱印 





東京見物と言えば、浅草雷門。雷門は浅草寺の総門で、雷門と書かれた提灯のある情景は本当に有名です。また、五重塔も広く知られています。

Asakusa Yomise by Kiyochika Kobayashi(from public domain)

浅草寺のウェブサイトによりますと、浅草寺は1400年近い歴史をもつ観音霊場とのことです。ご本尊は、聖観世音菩薩で、秘仏となっています。
私が御朱印を頂戴した日も、境内の賑わいはもとより、御朱印をお願いする人の列もできていて、広く愛されている様子が伝わってきました。

私は東京生まれ、東京育ちなのですが、実は浅草にあまり行く機会がありませんでした。
何十年という人生で、たぶん数回くらいではないかと思います。しかし、これからは浅草周辺の史跡めぐりや老舗めぐりをしてみたいなと思います。


日本開国に関する史跡でもある長楽寺(静岡県下田市)の御朱印


長楽寺は、現在は静かな佇まいですが、1854年に締結された日露和親条約(日露通好条約)の交渉・締結の場となった歴史的に貴重な意味をもつお寺です。さらに1855年、長楽寺において、先に締結された日米和親条約批准書の交換が行われました。
下田港は最初に開港した港として、よく知られています。
日本が開国していくプロセスのなかで、重要な瞬間を刻んだ、その場を提供したお寺というわけです。
御本尊は聖観音です。

下田の街中は、ペリーロードという観光ルートが設定されています。




                        from public domain


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