2021年6月20日日曜日

ひとつしかない窓口やレジで1人のお客に時間かけ過ぎ Too much time for one customer at only one window or cash register





 ひとりのお客に時間かけ過ぎ




ここのところ、立て続けにこういう例に遭遇しています。

まずは、仕事で週に1回程度出向く場所があります。





目的地の駅前にあるドラッグストアで、飲み物を買うのですが、

毎回、レジのウィンドウがひとつしか開いていません。

かつ、高齢のレジ担当者が、ひとりの客に時間をかけるのです。

少なくともいままでに数回以上、そういう場面に出会いました。

  今日はそのポイント使ったら損ですよ。○○デーですから。

  えーと、その代わりに○○クーポン行ってませんか。

  そっちならお得ですよ。。。

  どう? ある?

といった具合で、ただ支払いを受け取って商品を渡すという比較的単純な作業が

とても時間のかかるものに、それもわざわざ変質しているんです。

言われたお客は、財布を開いたり、ケイタイを見たりして、なんとか

お得なクーポンを見つけようと、さらに時間がかかります。

列がどんどん長くなってくると、奥から別の店員さんが出現して、

もうひとつのレジを開けてくれます。

なんか効率悪すぎるように思うんです。


近所の図書館でも似たようなことが

近所の図書館の窓口でも似たようなことがありました。

ひとりの人が図書館の券を失くしたのか、内容はよく分かりませんが、

すすっといかない事情があって、窓口の人と必死に話をしています。

貸出の窓口はひとつだけで、そのほか司書的な相談窓口はふたつあり、担当者も手が空いている感じでした。

あまりにやりとりが長いので、司書的窓口の担当者のひとりが

「そのお話、こちらで受けましょう」

と長時間話し合っている貸出窓口担当者に2回ほど声をかけました。

きわめて適切な対応だと思います。

ところが、すっかり熱くなっているのか、入れ込んでいるのか、

2回にわたる申し出を完全に無視。

話は続きます。

列は長くなっていますが、目の前のやりとりに全神経を集中させているようで、

全体的な情勢が把握できていないようです。

結局、なんとか話し合いが終わって、列が動き出しました。

正直、効率悪いなあとここでも思ったのです。


駅のサービスセンターのようなところでも感じました

ちょっと乗換駅を確認しようと思ったのですが、

ひとりのお客に2-3人の駅員さんが対応していています。

なにもそんなに人数をさく場面じゃないでしょう。

私が入って少しすると、その中のひとりがさっと場を外して、

こちらに対応してくれたのは、ありがたかったのですが。


こうした傾向は、労働生産性の低下につながっているんじゃないでしょうか

親切すぎるというのか、全体のルール作りができていないというのか。

窓口の本来の機能あるいは対応時間を超えそうな場合は、その話を引き取る別担当者を

用意すると仕事が流れるんじゃないんでしょうかね。

前はほとんどそんなことなかったのに、このところ続けて体験したのは、

偶然なのか、何か関連があるのか。

ちょっと興味があります。



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