櫛やかんざしの美しさ
最近は着物を着る機会も減り、また髪の毛も短くしていたので、
実際にかんざしや櫛のような髪飾りを使うことは、私の場合ほとんどありませんでした。
でも、その美しさに魅かれて、前から機会あるごとに集めています。
骨董市や、最近流行りのメルカリやラクマのようなオンライン中古市場にも、
時として、欲しいと思っていたものが出品されることがあります。
メルカリなどは、家にいてすぐに購入できるのが、
時間がないものにとっては便利です。
ちょっとした細切れ時間に、メルカリをのぞいて、
何かいいもの出ていないかなと探すのも楽しいものです。
櫛もかんざしもそれほどデザインにバリエーションはありませんが、
ちょっとした螺鈿の色合いの違い、曲線のなだらかさ・急さの違い、素材の違いなど、
楽しみはいっぱいあります。
また、高価なものには、高価な美しさが、
手ごろ価格のものには巷の息吹やアイデアが感じられて、
そのおもしろさには遜色がありません。
櫛と笄(こうがい)
上記の画像で、中央の赤くてふたつに分かれているものが、笄(こうがい)です。
一本の棒になっていて、ふたつに分かれないタイプの笄と、
画像のように真ん中で分かれて、髪に飾る時に嵌めるタイプのものがあります。
赤と黄緑色のコンビネーションのものは、お箸みたいに見えますが、
これもかんざしなのです。
いろいろな櫛
一番上の歯が黄緑色の櫛は、ひとつ前の画像のお箸のようなかんざしと組みになっています。
元気が出そうな色合いですね。
中央の赤い櫛は、非常にシンプルな無地の櫛です。
こんもりした形と赤の色合いが好きで、お気に入りのものです。
一番下の櫛は、螺鈿の装飾が美しく、オーソドクスなデザインです。
ひとくちに櫛と言っても、ずいぶん形が違うことにお気づきいただけるかと思います。
ダイソーの100円かんざし
いろいろなヘアアクセサリーを出しているダイソーは、かんざしでも頑張っています。
とってもシンプルなデザインが、使いやすそうです。
全部で何色あるのか分かりませんが、可愛いなと思った色を4本購入しました。
これを買った当時は、ショートカットだった私ですが、
コロナ以来、美容院に行くことが減り、髪が伸びてきました。
かんざしをしゅっと刺せる日も近いです。
最近風デザインの櫛
こちらの櫛は、たしか貝か角のような自然素材でできていたと思います。
歯が粗いのは、たぶん素材の関係でしょう。
猫やかもめやクローバーなどのモチーフが、ついています。
ざっくりとした三つ編みの根のところにつけたら、ぴったりのような気がします。
櫛はまだまだありますので、今後も時々記事にしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。