2020年10月31日土曜日

日本オーストリア友好150周年切手  150 Years Friendship Japan-Austria Stamps

 日本オーストリア友好150周年切手が

とても美しい



令和元年10月16日発行の日本オーストリア友好150周年切手が、本当にすばらしいです。
これは、日墺就航通商航海条約が締結されてから 150 周年を迎えることを記念して発行されたものです。

約1年前の発行なんですが、私は何気なく寄った郵便局で入手しました。
10枚ワンシートで、内容は以下のとおりです。

(1)王宮
(2)シュテファン大聖堂
(3)シェーンブルン宮殿
(4)クリスマス・マーケット
(5)モーツァルト
(6)クリムトの絵画「接吻」
(7)コーヒーとザッハトルテ
(8)アルプス山脈
(9)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(10)ウィーン少年合唱団



それぞれ1枚ずつ、オーストリアの魅力が凝縮されています。

未使用切手なので、消し線を入れなくてはいけないのが残念ですが、1枚ずつ紹介します。


王宮と大聖堂、宮殿







左の切手が王宮を描いたものです。
640年にわたりハプスブルク家の居城であった宮殿です。
ホーフブルク王宮(The Hofburgとも呼ばれます。
切手のサイズでは、計り知れないほど大きな構えで、栄華の時代を彷彿とさせます。

ウィーンの中心部に位置しています。


右の切手は、シュテファン大聖堂(Stephansdom)です。
ゴシック様式の外観の大聖堂で、ウィーンのシンボル的存在です。
歴史的出来事があまりにたくさんあるため、ここでその多くを説明することはできませんが、ハプスブルグ家の歴代君主の墓所として知られています。

1359年に南の塔が完成したとのことですが、建築は12世紀から始まっています。



シェーンブルン宮殿


シェーンブルン宮殿(
Schloss Schönbrunn)は、ハプスブルグ家の歴代君主が夏の離宮として使用しました。

ロココの装飾が美しいことで、よく知られています。
また、自然の豊かな土地柄でもあります。


クリスマス・マーケット


こちらは、市庁舎前のクリスマス・マーケットの華やかな情景を描いた切手です。
ウィーンでは、11月の半ばからクリスマスにかけて、素晴らしく美しいクリスマス・マーケットが繰り広げられます。

私はまだウィーンのクリスマス・マーケットを見たことがありませんが、ぜひいちど行ってみたいものです。

クリスマス・マーケットと言えば、ずいぶん前にスペイン・マドリッドで遭遇したことがあります。
その時に購入したプレセピオ(presepio)は、まだクリスマスになると活躍しています。

プレセピオというのは、キリスト降誕の様子を描いた人形のセットです。

下の画像は、マドリッドで購入したプレセピオです。





モーツァルトとクリムト

オーストリアが誇る大芸術家ふたりです。

まずモーツァルトから。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)。
知らぬものとてないモーツァルトです。
ウィーン古典派の大音楽家。
その生涯は1756年1月27日 - 1791年12月5日。若くして逝去されています。


クリムトの「接吻」



グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)は、1862年7月14日-1918年2月6日の生涯を生きた画家で、官能的な作品が多いというイメージですが、風景画も残しています。

切手になった「接吻」は、1908年の作品。この作品には金箔が使用されています。



コーヒーとザッハトルテ






おいしそうな切手です!

ウィーンに行ったら絶対に味わってみたいですね。
ザッハトルテ(Sachertorte)とコーヒー!


アルプス山脈




ウィンタースポーツを、アルプスで楽しめたら最高でしょうね。
きっとものすごく爽快だろうと思うのです。


ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



Wiener Philharmoniker.
小澤征爾氏は、名誉団員です。
小澤氏は、2002-2003年のシーズンから2009-2010年のシーズンまでウィーン国立歌劇場音楽監督を務めたことで、知られています。


ウィーン少年合唱団



ウィーン少年合唱団といえば、小さいころ見た映画の印象が強いです。
声変わりして、高音が出なくなる少年の話でした。


ドラマのある切手ワンシートでした

偶然の出会いで購入した切手ですが、とてもドラマのある10枚で大満足でした。





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